ホペイロと言うサッカーに関わる職業をご存知ですか?

こんにちは守屋です。

ホペイロと言うサッカーに関わる職業をご存知ですか?

[su_quote]【ホペイロ】 プロサッカー選手の用具や身の回りのものを管理・ケア・準備する人、仕事のこと。ポルトガル語で「用具係」の意味。世界のトップリーグには古くから浸透しているが、日本では1990年代に入ってから読売サッカークラブ(現・東京ヴェルディ)にブラジル人ホペイロが採用され、松浦紀典が日本人初のプロ・ホペイロとなった。[/su_quote]

 

[su_quote cite=”ホペイロ ” url=”https://kotobank.jp/word/%E3%83%9B%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%AD-192065″]主な仕事として
・練習や試合前のロッカールームの整備
・練習で使用するコーンやドリンクの準備
・練習のメニューによっていろいろな道具出し
・練習後の片づけ
・使用後のスパイクの手入れ
・使用後のユニフォームの洗濯
(縫ったり繕ったりする補修も含む)
・スパイクが傷んだら、選手が契約しているメーカーに連絡して注文 [/su_quote]

 

などと、多くのいわゆる雑務をやる仕事になり、常に裏方であり、どれだけ頑張ったとしても数字や結果に現れにくい仕事です。

客観的に全てが自分以外の人の為の仕事です。つまりは、自分はずっと日陰であり、得点するわけでもなく、監督として指示を出すわけでもなく、ただただ、選手達に最高の状態でピッチに立って欲しい、練習して欲しいという思いで、スパイクを磨いたりユニホームの準備をしたりします。

ただ、松浦紀典氏は仕事のやりがいについてこんな風に語っています。

[su_quote]「本田選手は現在、固定式と取り換え式、それにスタッドのかかと側が固定で前部が取り替え式のミックス、それに固定がベースで取り換え式がいくつか混じっているミックス、の4パターンを使い分けています。 [/su_quote]

 

[su_quote]4種類は使い分けをする選手でも一番多い方です。普通は固定、取り換え、ミックスの3種類で十分。例えばサウサンプトンの吉田麻也選手などは3種類を履き分けています。でも、グランパス時代の本田選手はたとえ土砂降りでも『取り換えやミックスは履きたくない』って言っていたんですよ。 [/su_quote]

 

[su_quote]日本のピッチは状態がすごく良いので、彼なら固定だけでも滑らなかった。何より取り換え式のスタッドは固定のものより1ミリか2ミリ長いので、キックのフィーリングが変わってしまうと。でも軸足は滑ると困るので、軸足の右足だけミックスとか、そういう履き方は当時からしていました。 [/su_quote]

 

[su_quote]その頃から彼は海外志向が強かったので、よく『海外は日本みたいにピッチが良くないから、絶対ミックスや、もしくは絶対履きたくないかもしれないけど取り換えがメインになるよ』という話をしたものです。彼も『でもどうしたらいい? 地面に引っかかるから蹴りづらい。いつものキックができない』と言うから、『ミックスを履いた時にはミックスを履いた時の蹴り方をするしかない』と答えました。 [/su_quote]

 

[su_quote]そうしたら『……そうやね、ミックス履くわ』って言って、それから雨の日の練習後に、ミックスソールでのキックの精度を高める練習が始まりました。僕もびしょ濡れになりながらボール拾いを手伝いましたね(笑)。今では本田選手は4種類のスパイクをさまざまなパターンで履いています。 [/su_quote]

 

[su_quote cite=”本田圭佑や吉田麻也がほれ込んだホペイロ名古屋・松浦紀典氏が語る“スパイク学”” url=”https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201410290001-spnavi”]『軸足取り換え・利き足固定』や『軸足ミックス・利き足固定』もあれば、両足ミックスもあるし、『軸足取り換え・利き足ミックス』も。例えばワールドカップ・南アフリカ大会のカメルーン戦では、軸足が取り換えで、利き足が固定でした。選手はみんなそれぞれのこだわりがありますけど、右と左でタイプを履き分けるのは本田選手ぐらいだと思います」[/su_quote]

 

 

ビジネスで言えば社長と秘書の関係にあたるのではないでしょうか。資料を用意したりスケジュールの確認、会議の場所を決めや段取りの手配。そして家庭で言えば夫婦の関係であり、旦那さんが稼いで、奥さんが家事をすると言う役割であった場合はこれに該当するのではないでしょうか。

 

旦那さんが稼いできてくれる間にどんな準備をするか、何を用意するのか、家を綺麗にして快適な状態で戻ってきて欲しいと。一流選手には必ず優秀な相棒がいといいます。これはビジネスでも家庭でも一緒だと私は感じます。

 

影であり、日を浴びることの無い仕事だとしても、それを楽しんで、想うチームの為に、想うあの人の為に最高の準備をしてあげること。これこそ物凄く大事であり、実際に取り組んでいる人間からすれば、スポットライトが無かったとしても、誇りをやるべきことをやっているのではないでしょうか。

 

サッカー選手が思いっきり試合に望める背景には、ホペイロという職業が支えている部分があったりします。スポットライトを浴びる選手の裏側では、それを支えてくれる最高の裏方がいること、皆さんも頭の片隅でもいいので覚えておいて下さいね。

 

<追記2018.1.11>

ついにホペイロの映画が上映されるとの発表がありました!きっとこれからさらに注目される職業になると思うので楽しみですね!

映画『ホペイロの憂鬱』公式サイト