空飛ぶタイヤ(上下)


空飛ぶタイヤ(上下)

池井戸 潤

【五段階評価】

★★★★★

【感想】

たった一つの自動車事故から運送会社、大手企業、銀行などを巻き込んで事件解決の為に展開される企業ものストーリー。

 

「半沢直樹」「下町ロケット」などで有名な池井戸さんのお話しでスムーズに入ってきました。

特に大企業の組織体質、そして大企業の中の人間の葛藤や、中小企業だからこその熱意など、どの角度から見ても面白い。

世の中って本当に色々な仕組みがあり、その仕組みに気付きながら変えることが出来ない人、変えようと努力をする人、諦めてしまう人…きっと世の中は常に「自分」なのか「会社」なのか、それとも「家族」なのか…色んな人の考えのもとに成り立っていると痛感。

 

正義が絶対に勝つ。と言う風には思いません。ですが、自分が信じた心を諦めてしまうことだけは、たった一度の人生でしたくないなって思える作品。

【どんな人が読むべきか】

企業に勤めている人なら理解しやすい「企業体質」というのが如実に描かれていて、どの視点で面白く展開が頭の中に入ってくるんじゃないかと思う。

 

昔は何か熱意をもって仕事に取り組んでいて、今は企業にどっぷりと浸かってしまった人、「固定概念」に捉われやすく先入観が強い人などに頭を柔軟にするという為。読んでみたら面白いかも知れません。

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。


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投稿者:

shingo moriya

静岡/大阪/soccer/基本的にサッカーについて呟いてます。勝利の仕組みはどこにあるのか、熱狂の仕組みは何か探求し続けています。毎日お昼頃にブログを更新してます。