残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日

残心 Jリーガー中村憲剛の挑戦と挫折の1700日

飯尾 篤史 (著)

【五段階評価】

★★★★★

【印象に残った言葉】

「オシムさんは、”考えてサッカーをしろ””頭を使え”ってよく言ってたけど、俺はそういうの、昔からやってたから」

 

「やっぱり、これが中村憲剛の人生だなって。高い壁にぶつかって、それを乗り越えたと思ったら、今度は落とし穴に落っこちて、そこから這い上がる。その繰り返し。

でも、そういうい経験をバネにして、自分で未来を手繰り寄せてきたから、今後もそういう風になるのかなって気がしてる。だからね、未来は常に明るいんですよ。楽観的なのが救いです。」

【感想】

学生時代まで、いつども年代別の代表にも選ばれず、優勝や選抜と言う経験が無くても、日本を背負うサッカー選手になれることはできること。

 

それを証明してくれたのが中村憲剛だと思う。

 

日本代表と言う情熱的な聖域に入り込めば、誰しもがそこで活躍したい、出場したいという葛藤と共に、選ばれなかった時の喪失感や挫折感などがリアルに描かれている。

 

【どんな人が読むべきか】

エリート街道まっしぐらの社会人よりも、出征街道から外れてしまった人や、日の当たる人生を歩んでいない人に読んでもらい、自分と照らし合わせてみて欲しい。

 

挫折や、調子が良くなったと思ったらスランプや怪我、周りからの妨害など、順風満帆な人よりもこういう経験をしている人が大半なのではないだろうか。

 

そして、何よりもサッカーもそうだが、与えれている環境や仕事に対して、流れ作業でやっていても仕方ないということ。さらに言えば、考えて取り組むことを伝えてくれる指導者や、上司に恵まれることも大事なことだと考えさせられる一冊。

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。


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