サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い


サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

西 芳照 (著)

【五段階評価】

★★★★★

【印象に残った言葉】

試合後の夕食には必ずカレーとアイスクリームを出します。野菜がたくさん入ったカレーはビタミン類を多く摂ることができ、ご飯もしっかり食べられ、試合後の疲労回復に効果があるだけでなく、疲れている選手にとっては食欲をそそるメニューなんです。

 

中村俊輔選手は、海外遠征に出ると、滞在初日の食事の時に真っ先にやってきて「西さん、このホテルの厨房スタッフと仲良く仕事が出来ている?」と聞いてくれます。
「いや、まぁ、いろいろとありますよ。」と冗談交じりに言うと、現地スタッフのところに行ってジョークを交えながら話をして気持ちをほぐしてくれました。

 

世界のあちこちの厨房で働いて「料理は世界中で使えるコミュニケーションだ」ということを実感する。

 

キムチのことで思い出したが、今回ワールドカップに出場した日本と韓国は、南アフリカで入手できる食材の情報を交換するなど、スタッフ同士で交流があり、お互いに助けられた。

 

【感想】

 

W杯に対して、サッカー選手だった私は監督やコーチ、スタッフや選手からの視点は持っていたものの、料理人からの視点はなく、とても新鮮に感じた。

 

特にライブクッキングによって選手のモチベーションが食事の時に高まったり、期間中の楽しみが食事だけという部分は非常に参考になる。

 

そして、敗戦の理由の一つに、この西シェフが自分として本当にやるべきことをやりつくしたのか、もっと何かやれたんじゃないのかと言う部分を考えるところに一流の人間だなと感じさせられた。

 

【どんな人が読むべきか】

 

企業や集団には確かにスポットライトを浴びる主役という存在が必ずいる。でも、スポットライトを変えれば主役は集団の中のどんな人だっているものだと思う。

 

そこにはよそ者という考えではなく、チームの一員、ファミリーの一員とする考えをもつ選手や人間がしっかりといて、それを受け止めて自分に何ができるだろうと考え行動できる人間がいることでそのチームは強くなるのではないだろうか。

 

料理を作る人だから、という存在ではなく選手の身体のスタートとなる食事という分野で貢献できるという気持ち、考え方こそ大事。

 

もし、今現在スポットライトを浴びない職業や作業をしている人であっても、考え方を変えれば誰かの役にたっていること、あなたのその一つの作業が無ければ助からない人がいることを考えることで行動や発言は変わるかも知れない。

 

そして必ず見ている人は見ている。だからこそどんな時でもやり続けることが大事だということを考えさせてくれる一冊だ。

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。


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投稿者:

shingo moriya

静岡/大阪/soccer/基本的にサッカーについて呟いてます。勝利の仕組みはどこにあるのか、熱狂の仕組みは何か探求し続けています。毎日お昼頃にブログを更新してます。