練習を量より質に変えてみたら、どうなるか


こんにちは守屋です。

【練習を量より質に変えてみたら、どうなるか】

についてお話ししたいと思います。

 

いつの時代も「量と質」の問題に関しては議論が分かれるテーマとなっています。サッカーに限らず、社会人であれば働き方改革なんて言われても、中小企業や地方の町工場では変わらず、残業は未だに当たり前なんて良くあることです。

 

サッカーで質を求められていることは言うまでもありませんが、量から質に変わるのに、どんなことが必要なのかを考えて見ました。

 

量よりも質を求めるなら継続は必須

例えばある中学の指導者が、スペインやドイツに指導者研修へ行き、今の主流は短時間でより効率的に身体と頭を使ってトレーニングすることが大事だと教わったとします。

 

そのノウハウを子供たちに落とし込もうと、質の重要性を考えて、トレーニング時間を短くしてその分だけ頭を使ったトレーニングに切り替えます。

 

すると、子供達も少しずつですが頭を使って戦術を理解したり、動き出しの意味やポジション取りの重要性を理解していきます。県選抜などに選出される選手も出てきました。

 

次にさらなるステップで選手権常連校への入学を決めました。そこで求められたのは、1年生は基礎体力をまずは身に付けるために、ボールを使ったトレーニングよりも走力、筋力をつけるトレーニングばかり。

 

戦術は選手権で勝つためのトレーニングであり、試合に負ければ走るのは当たり前、居残り練習も当たり前となり、質が大事だと思っていた選手は、量をこなすことも大事だと認識し始めてしまいます。

 

このように、質を求められた指導を受けても、次のカテゴリーでは量が当たり前の指導を受けてしまえば継続して質が大事と感じることはできません。

 

やはり、幼少期から大人になる直前の18歳までのカテゴリーで、一貫して質を求める方向性が重要ではないでしょうか。

 

「質が大事」が身体に浸透するまでの期間は

社会人であれば「経費削減」「無駄を省く」「トヨタの改善を見習え」と言われたこと、意識したことはあるのではないでしょうか。

 

しかし意識しているものの、身体が無意識で動くようになるのに時間がかかるのは言うまでもありません。なぜなら今までのやり方が身体に染みついているからです。

 

サッカーでもトレーニングに量よりも質を求めること、質の重要性を説いて身体に浸透させるまでには最低でも1,2年はかかると思っています。

 

ですが、子供の場合は環境が変わればすぐに元に戻ってしまう可能性も非常に高いことは言うまでもありません。

 

真面目に練習に取り組む選手が、悪い選手がいるチーム環境に行けば練習をさぼり、ゲームセンターで遊んだり煙草を吸ってしまうことも多いことを考えればわかりやすいのではないでしょうか。

 

量よりも質を身体に浸透させるためには、環境の重要性と継続性は大事になります。

 

質を求めながら、量を必要とするときを感じれるかどうか

トレーニングで足りないと感じた部分を自主練習としてフリーキックや、シュート練習をすることは良く見る光景ではないでしょうか。しかし、ここで2つの疑問を感じます。

 

1つ目、
そもそも、トレーニング中に足りないと感じることが無いほどに全力でやっていないのか。

2つ目、

自主練習、居残り練習が当たり前になっていないか。

 

量思考の人間であれば、言われたトレーニングだけでは自分は成長できない、レギュラーになれない。と感じるかもしれません。

 

ですが、質思考の選手は、トレーニングの時間内で全てを出し切って頭も身体も全力を出し切ってやるために、居残りなんてやる力は残っていない。または、居残りしなくてもトレーニングの中で意識して取り組んだと感じるわけです。

 

2つ目は日本人の考えとして、
必要かどうかよりも、居残り練習することが当たり前という常態化現象です。

 

簡単に言えば、社会人が残業をする必要もないのに、なんか残業しないといけない、残業が当たり前だから帰宅することが悪いことと感じてしまう。ということです。

ただ、質よりも量を求めるときも絶対にあります。それはある期間、やり残したことはないようにする、後悔したくない、今が頑張り時という局面では量によって身体に覚えさせて成長するきっかけとなるからです。

 

ベンチャー企業であれば創業から軌道に乗るとき、大企業であれば不正や赤字が出たあとの半年から1年間。サッカー選手であれば、新しい環境になったばかりで信用や信頼を勝ち得たいとき。

 

その期間をいかに感じとり、質と量が今は大事だと認識することこそ求められるのではないでしょうか。

 

まだまだ日本全体では質よりも量の傾向が強いと感じます。ですが、日本サッカーがもっともっと強くなるためには、地道に質を求める指導者、環境を作っていくことが大事だと感じます。

 

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。


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投稿者:

shingo moriya

静岡/大阪/soccer/基本的にサッカーについて呟いてます。勝利の仕組みはどこにあるのか、熱狂の仕組みは何か探求し続けています。毎日お昼頃にブログを更新してます。