第20回JFL 1st第5節 FC今治vsヴァンラーレ八戸 マッチレポート


第20回JFL 1st第5節 FC今治vsヴァンラーレ八戸

 

日程:4/8(日)13:00
試合会場:ありがとうサービス.夢スタジアム
入場者数:2731人
主審:花川 雄一

FC今治【1対1】ヴァンラーレ八戸

43分 中村 太一 PK(ヴァンラーレ八戸)
73分 三田 尚希(FC今治)

FC今治

前半

風を読みきれずDFラインの裏のスペースを何度も取られる

序盤からヴァンラーレ八戸が裏のスペースを効果的に攻める、もしくは41番のポイントゲッターに合わせてくるシンプルな攻撃に対して今治DFラインは、強風でボールが戻り落下地点を読むことが出来ずにセカンドボールを拾われシュートまで持ち込まれる場面が見られた。

攻撃のスイッチが無く、決め手に欠ける

 

FC今治はCB→SB、SB→CBとボールをスライドさせるものの中盤、前線の選手がマークがついている中、勇気を持って真ん中を経由することが前半は出来ずにボールを保持しているというより、ヴァンラーレに持たされていると印象を受けた。

 

そしてリズムが作れず、攻撃のスイッチを入れる選手もいないまま、前半はわずかシュート2本に終わる。

自ら危ない場面を招くGKからのポゼッション

前半はヴァンラーレのアグレッシブな前線からの守備に対し”風上でもGKから蹴らずにポゼッションをしていく”という意図を今治が持っていることは伺えたが、GKの岡田選手がゴールキックの場面で全員を一度上がらせたものの、左サイドバックの西埜植選手にパスしたが、それを西埜植選手が感じ取っておらず不用意なミスから相手にチャンスを与える場面も。

焦りからかCBからサイドへのフィードが雑になるケースも

 

今治は比較的CBがボールを持つ時間が多い前半の中で目立ったのは、両サイドが走り出したタイミングでロングフィードを試みるも、相手ボール、もしくはタッチラインを割ることが多かった。

 

我慢強く相手の守備が崩れるのを待ちながら普段通りのポゼッションをしていれば、また変わった展開で前半のうちに追いつけたかも知れない。

後半

ビルドアップの段階で、テンポよく中盤を経由するいつも通りの今治スタイルでリズムを取り戻す

前半には無かったDFラインから中盤にボールが経由されだすと、相手はボールの流れが

「CB・SB」→「DH・SH」→「FW」

という守備のスイッチをどこで入れれば良いか分からなくなり、そこを今治は逃さずにサイドの深いエリアまで攻め込む機会が多く作った。

今治らしい相手のPA付近での細かいパスと躍動感あるコンビネーションが戻り決定機が徐々に増えだす。

相手GKとDFの連係ミスから24番、三田選手がゴールを奪い同点に

 

中盤を経由し縦にボールが入りだすと、ヴァンラーレのCBが前に釣り出され、裏のスペースが空きだしたところを幾度となく攻め倒しシュートまで持ち込むことで、相手の連係ミスを誘発し、GKが一度は止めたシュートをGKとDFがクリア処理し損ねたボールを見逃さずに24番三田選手が押し込み試合を振り出しに戻した。

ヴァンラーレ八戸

前半

風下という状況で41番金選手をターゲットに、裏のスペースを有効に使う

今治が今シーズン前半に得点が取れていないスロースタート(4節終えてソニー仙台戦に1得点のみ)という状況を知ってか、前半から集中力高くシンプルな攻撃で主導権を握る。

また、得点に飢えている金選手は前を向ける場面で果敢にロングシュートを狙い今治に脅威を与えていた。

我慢強く守り1対1で負けない、パスコースの限定からミスを誘う

・1対1で負けない
・中盤を経由させない、またはコースを限定させる
・ワンツーに対するカバーリングの意識

「今治にポゼッションをさせることは問題ない。それよりも危険なエリアで仕事をさせない。」という意識が外から見ていてもわかるくらい組織的な守備が機能していた。

裏のスペースへのブローが効き、PA内でファールを誘発しPK獲得。7番中村太一選手が先制点を決める。

低いボールで繋ぐ今治とは対照的に、風下を上手に利用した高いロングフィードで相手の裏のスペースを狙いつづけた結果として、相手が確実に処理することが出来ずにルーズボールとなったところを奪い去り仕掛けていく中でファールを誘発しOKを獲得。

 

これを7番の中村選手が確実に決めて先制点。

後半

リードしたことで守備意識が高まり、相手にスペースを与えてしまう結果に

 

前半をリードで終え「守り切れば勝てる」という意識がヴァンラーレには少なからずあった感は否めない。前半に出来ていた前線からの守備は、少しだけスタート地点を下げたことにより、今治に自分たちのエリアでポゼッションをさせる形となった。

 

前線からアグレッシブな守備をしていた前半は、裏は取られても構わないが危険な中盤、もしくはサイドから縦への突破を決して許さなかった。

 

しかし、後半に入ると守備のスタート地点が下がったことによって相手に裏のスペースを与えていないつもりでも、いざ今治が縦とワイドを利用し揺さぶりをかけてくるとコンパクトに保てなくなるケースが見られた。

 

また、一度前線にボールを蹴りだして押し上げようとするものの裏のスペースのケアに比重がいき押し上げきれず、FWは守備のスタートがハーフウェイライン付近からとなってしまったため、少しずつ今治にスペースを与える結果に。

 

後半73分には裏のスペースを突かれシュートまで持ち込まれると、こぼれ球をGKとDFが見合う形となり、押し込まれて失点してしまう。

 

【感想】

前半はヴァンラーレが試合の主導権を握り、後半はリズムを取り戻した今治ペースだったことを考えると、両チームともに自分たちのやるべきことを90分通して維持できなかった、させなかったことが今回の結果になったという感じではないでしょうか。

 

ホームの今治サポーターからすれば、前半は少し決定機が少なく、面白くない試合運びとなったかも知れませんが、逆に言えばヴァンラーレの相手を知り尽くした組織的守備、1対1で負けない、DFラインの裏のスペースへ意識がきっちり機能したと言えると思います。

 

後半はリードしたヴァンラーレがスペースを与えないために守備的な守備の意識が高まったことが、かえって今治らしさを蘇らせてしまい同点に追いつかれてしまった部分があったように思います。

 

両チームともに均衡した勝ち点の中一つ抜け出したいために勝ち点3が欲しかったものの、勝ち点1を分け合う結果となりましたが上位対決ともあり集中力が欠けて一気に崩れることがない引き締まった見ごたえのある試合になりました。

また、今治に関しては以前から気になってた部分もあるので今シーズンを振り返った分析レポートを後日書ければと思います。

 

 

因みに今治目線では

ヴァンラーレ八戸目線(実況付き)ではこちらを

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投稿者:

shingo moriya

静岡/大阪/soccer/基本的にサッカーについて呟いてます。勝利の仕組みはどこにあるのか、熱狂の仕組みは何か探求し続けています。毎日お昼頃にブログを更新してます。