日本サッカーの未来を変える「岡田メソッド」とは

こんにちは守屋です。

【日本サッカーの未来を変える「岡田メソッド」とは】

 

6月11日放送のNHKスポーツイノベーションと言う番組の中で、FC今治の代表を務める岡田武史が、世界で通用する選手を育成しようと完成させた“岡田メソッド”を引っ提げ、その実行に世界有数のIT企業と連携を始めたと言う内容になっています。

 

私も岡田メソッドが気になり以前、FC今治の試合を直接観に行きました。


・FC今治というチームをご存知ですか?
http://wp.me/p7QRFQ-3U

・JFL「必昇」へ FC今治、初戦を3-0と圧勝

http://wp.me/p7QRFQ-5n


■岡田メソッドとは


 

「OKADA METHOD」が目指すもの

 

日本人(アジア人)が世界で勝つためのイノベーティブサッカーの確立。敵GKと1対1で点が取れないのなら、GKと2対1を作る。インテリジェンスにより相手に予測をされないプレーをする。 コレクティブに闘い、接近(ボールの周りで常に数的優位を作る) 展開(敵が集まってきたら敵のいないところに早く展開) 連続(それを90分続ける)を繰り返す。 参照元:FC今治

■「守破離」の考えによる一貫指導


 

守:基本の「KATA」を知識として落とし込む。
破:「KATA」の目的達成の方法を自ら見つけ出す。
離: 完全に解き放ち、本人の潜在意識の欲求に従い生き生きとプレーさせる。参照元:FC今治

単なるトレーニングメソッドではなく、サッカーのプレーを「原則」として整理し、その「原則」から導き出されたプレーの「KATA」を含む「プレーモデル」を絶対的なバイブルとしています。

 

そして、そのバイブルより導き出された基本的な「トレーニングプログラム」、それを支える「コーチング理論」、「ヒューマンルーツプログラム」 「フィジカル」「コンディショニング」「ゲーム分析法(KPI評価)」のすべてを含めて「OKADA METHOD」と呼んでいます。

 

FC今治のサッカースタイルを確立するために、「守破離」の考えに基づいて一貫指導を行い、プレーモデルを基軸に置きながら、試合の評価を行い、改善のための計画を立て、実行していきます。つまりM(マッチ)-T(トレーニング)―M(マッチ)ではなく、M-P(プレーモデル)-T-Mという考え方です。参照元:FC今治

■世界で勝つためには


岡田さんは番組の中で、

 

日本人が世界で勝っていこうと思えば、C・ロナウドやロッベンとか速くてドリブルができるやつを目指さなければいけない。でも、そう簡単には出ないと思う。

日本人が世界で勝つための“型”、“原則”を作って16歳までに落とし込むチームを作りたい。

その想いで2年越しに完成させた岡田メソッドをFC今治の下部組織で、去年9月から活用しており、共通原則は10個以上あり、番組では、

ラインの原則

守備においてラインをコンパクトに保ち、組織的に守る。


レーンの原則

ピッチを5つのレーンに分ける。攻撃している同じレーンには入らない。同じレーンに入る場合には1つ飛ばしたレーンに入る。


エリアの原則

ボールを中心にしたエリアの役割。第1エリアではボールを奪いに行く、第2エリアでは相手のパスコースを切る動きが求められる。、第3エリアでは自分の背後を取られないことが重要。

 

などを下部組織では徹底的に覚えさせることをさせていると言う。


■変えさせた意識


世界の壁を知る岡田武史は、勝つために何が必要か、その答えは意外なところで見つかったと言う。

 

あるスペイン人のコーチと出会って話をしている時に、スペインには型がある。日本にはないのか?と言われた。あれだけ自由奔放にプレーするスペインに“型”があるというのに驚いた。

 

ヨーロッパと言うのは原則がある中で自由にやらせている。僕ら(日本)は表面だけ、マネして自由にやらせていた。そこが違いなんじゃないか。

原則があって、それを破って離れていく時に、原則があるから違うことをやってみようという発想が起こるのではないか。僕らは核となる原則がなく、自由に自由にと言っていた。自由の中から驚くような発想は出ないんじゃないか。

 


■進化する岡田メソッド


 

岡田メソッドをより効率的に運用するために世界的IT企業SAPと提携をする。世界の22チームが採用しており、日本ではFC今治が最初のチームとなる。

 

SAPジャパン佐宗さんは言う。

 

 

FC今治の場合は、岡田メソッドという体系だったものが出来上がっているので、これをデジタル化して“SPORTS ONE”に入れることで岡田さんがやっているサッカーをデジタルで評価する手伝いができると思っている。

 

試行錯誤の中でも、岡田武史は手応えを掴んでいる。

直ぐには結果が出ないかも知れないが、間違いなく言えるのはうちの育成チームが試合をしていて、何も知らない人が見ても、このチームはFC今治だ。プレースタイルが違うとわかると思う。

■見据えている日本サッカーの未来


現在、FC今治はJFLで戦っている。

 

岡田の目標は2020年にJリーグで優勝争いができるチームを作ること。さらにその先には日本サッカーの未来を見据えている。

現場の人間として、日本代表に自分のチームから5人の選手を送ったら代表のサッカーが変わる。バイエルンミュンヘンの選手が5人以上いてドイツ代表のサッカーが変わったし、バルセロナの選手が5人以上出て、スペイン代表のサッカーが変わった。口で言うよりも、僕らは自分達でやってみようと思っている。

■放送を観て感じたこと


日本サッカー協会のトップになって変えればいいのに(今現在は副会長)と思ったのですが、もしかしたら協会には利権やしがらみが多く、現場で動くことも制限されるのではと感じました。

 

そこで岡田さんはトップダウンではなく、しがらみのない0からのスタートで日本サッカー界を変えようと今治の地を選び、地域のサッカークラブから一歩ずつ上がっていくことの方がより地域と選手、そしてクラブに「実績」「自信」を植え付けることが出来るのではと思い、今に至るのではないかと思います。

 

岡田さんは、間違いなく日本代表の監督を二度経験し、感じたこと、体験したことを日本サッカーに還元しようとしています。

 

既存の組織やルールに疑問を持った場合、人はルールを変えようとするか、もしくは自分がルールを作る側になるか考えると言われています。

 

ちなみに岡田さんの哲学の一部を知るための著書としては、将棋の羽生善治氏との対談である勝負哲学が一番わかりやすいかなと思います。

 

岡田メソッドは、今後10年、20年後には世界のどの国と戦う時にも「日本サッカー=岡田メソッド」と言われるようになる日が来るかもしれません。

 

そんな簡単に実績、効果を証明できるほどサッカーは甘くありません。もちろん今後はさらに研究されていきます。それでも打開できるからこそ「原理原則」と言うのではないでしょうか。

 

情熱を持って取り組み続ける先には、日本サッカーの明るい未来が必ず待っていると信じて応援したいと思います。

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。


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