【JFL】FC今治、台風の中ホームでJ3への望みが途絶えた痛い引き分け

10月29日(日)台風の為に試合時間が30分遅れで13時30分キックオフとなったJFL2st第13節。

夢スタジアムで行われたFC今治VSホンダロックSCの試合は、2対2の引き分けで勝ち点1ずつを分け合う形となった。

 

前半、台風の影響もあり大雨でピッチは水たまりができる状態の中、両チームの試合展開は対照的であった。

FC今治は天候に関係なく、自分たちのサッカーをつらぬき、ポゼッションから縦パス、サイド攻撃を試みるものの、ボールが止まってしまいホンダロックにボール奪取されカウンターを食らうシーンが目立った。

 

逆にホンダロックは天候に合わせてサイドのスペースに蹴る、FW米良の頭に合わせるというシンプルな戦術が功を奏し、前半30分、FC今治が自陣でのパス回しの中、長尾にボールが入ったところをプレッシャーをかけ奪い、9番長谷川、17番米良とつなぎゴール左隅にシュートし、先制点を決める。

 

FC今治はその2分後、右サイドで得たFKから長尾のヘディングシュートがポストに直撃し、跳ね返ったところを中野が右足でシュートするもDFにブロックされるが、こぼれ球に片岡が反応し、右足で押し込み同点にして前半終了。

 

後半、雨も上がりFC今治は本来のポゼッションを取り戻しリズムを作ると、攻撃の時間帯も多くシュートの本数も増えたがGK鶴崎の好セーブもあり、得点を決めることができない。

すると、後半25分ホンダロックは左サイドで得たFKから、真ん中に走り込んできた宮地がヘディングで合わせネットを揺らし再度リードする展開となった。

 

だが2分後の27分、FC今治は中盤から18番の小野田がドリブルで突破し、左サイドの三田にスルーパス。受け取った三田が中央に素早く折り返すと、10番の桑島が体制を崩しながらも左足でシュートしゴールネットを揺らしてスコアを再び戻す。

 

その後、35分にはPA付近での直接FKを得たが桑島のシュートはポストに直撃、38分にも小野田、長島とつなぎ最後は桑島が相手DFをかわしてシュートするも再びポストに嫌われゴールならず。

 

FC今治は後半15本ものシュートを打つも、決めきれずに引き分けという結果と共に、今シーズンでのJ3昇格の望みが消えてしまった。

【試合レビューと感じたこと】

FC今治のプレースタイルはある程度、成熟されている段階にきていると実感したものの、結果が出るのは現時点で、ある条件を満たしている場合と感じた。

 

・自分たちのサッカーができる環境であること
・相手のプレッシャーが想定内の状況である場合

 

例えばこの試合の前半、大雨で水たまりがあり、幾度となくボールが止まることは試合前のアップの段階で誰しもが分かっていた事実。右サイドの片岡から三田へのパスは足元に出そうとすると、ボールが止まってしまい相手選手に奪われてしまう。

しかし、同じようなシチュエーションを二度三度と繰り返してしまう。

求められる試合中の、選手一人ひとりの修正力

 

雨や水たまりがあったとしてもポゼッションを維持することは決して悪いとは思わないが、浮き球を使う。もしくは相手エリアの深い位置であればスペースへのパスに切り替えた方が、パスカットされてカウンターというリスクが最小限になったのではないだろうか。

 

その辺のチーム、選手としての環境に応じた試合の中での修正力は、今後の課題の一つに感じた。

 

また、試合後の監督コメントでもこの部分には触れられていた。

チームには、いつも3つのことに取り組むことを話しています。
1:自信を持ってピッチに立つこと
2:ピッチの中で自分で問題解決に取り組むこと
3:自分の力を発揮するために、日々のコンディション作りに取り組むこと

今回は、悪いピッチコンディションの中で、問題解決することができなかったの課題でした。前半は、私たちのボール保持時間が短く、守ろうという意識が強かったように感じます。守ることはできていたのですが、攻撃するための守備になれていなかったのが、得点につなげられなかった背景です。ボールを奪ったら、前に運ぶことを強く意識できていれば、得点にもつなげられたのだと思います。

引用元:http://www.fcimabari.com/team/game/result/JFL17028.html

完成度の高い攻撃力、粗が目立つ守備

 

FC今治は得点が取れないチームではない。しかし、相手チームの組織力や個の力が上回る場合、得点パターンを分析され、両サイドを広く使ったポゼッションからでも守備のバランスが崩れることなく、攻撃の起点を作れずに負けてしまうのが今シーズンの特徴的な敗因に感じる。

また、セットプレーからの失点が多いことを感じると、どの程度トレーニングの中で守備の時間を割いているのか気になるところでもある。攻撃の型の仕上がりは、はまった時には恐ろしいほど機能し得点が量産できる。

 

 

逆を言えば、そこまで完成度の高い攻撃力は、長い時間トレーニングで重視してきた結果でもある。しかしJFLはもちろん、その先のカテゴリーを勝ち上がっていく為には守備の課題は早い段階で修正が必要だろう。

 

JFLの上位チームを見れば、失点が少なく完封勝ちも多いことが分かる。

引用元:http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1149

 

FC今治は各駅停車ではなく、特急のようなスピードで目的地へと進んでいるからこそ、その反動で課題も浮き彫りになってくる。その課題を来シーズンは克服することで、今以上に肉付けされた完成度の高いチームとなり、次の目的地へと向かうことが出来るのではないだろうか。

 

最後まで読んで頂いて、とても嬉しいです。 ありがとうございます。



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